今回のアルザスの旅で一番楽しみだったこと・・・
それは,牧畜農家が経営するレストラン,フェルム・オーベルジュで昼ご飯を食べることです。
ぐいぐいアルザスの山の上を車で上っていきます。サイクリングも気持ちよさそう〜
景色の良いところで,ピクニックをしていた家族。
牛さんも間近に見えます。
時々カウベルの音が聞こえてきて,のどかな光景が広がり,ますます興奮!
う〜んと上まで登ってきました。
モミの木が鬱蒼と茂る森に入り,さらに砂利道をすすんでいくと,
お目当てのレストランが見えてきました。
Le Musmiss ル・ミュスミス
牧畜農家が出来たての乳製品などを提供するレストラン=フェルム・オーベルジュは,
アルザスの山にもいくつもあります。
このミュスミスもその一つで,評判のお店。すでにお店はお客さんでいっぱい!
絶対に行きたかった&食べたかった。ので,日本から予約をしていきました。
山小屋のレストラン満点の雰囲気もかわいい
せっかくここまで来たのですから,一通りいただけるコースをオーダーしましょう。
まずはスープ。
ほとんど洗面器ですね。このスープが入ってきた器は。
のっけからこんなにたっぷり!どうしよう。と思いましたが,
このスープが実に優しい味で,やめられない美味しさ!
ニンニクが効いている野菜のスープは元気が出る味です。
お肉のパイ。
これが全然,脂っこくないのです!サクサクのパイ生地にお肉の部分が,
「豚まん」を彷彿とさせるほわーんと味で,これまたぱくぱくっと食べてしまいました。
メインは豚肉の燻製とジャガイモを煮込んだもの。
これもやはり何とも優しい味!美味しい!
付け合わせの野菜も,近くの農家で取れたてのもので,ドレッシングの味も
美味しい。
たっぷりの量ですが,完食しました。
ジャガイモもしみじみ美味しくて・・・
お腹いっぱいでも,食べたくなる味!
お次はデザート。
こちらは自家製チーズの盛り合わせ。
左のオレンジ色のがアルザスを代表するウォッシュチーズ,マンステールチーズ。
そして,ミュスミス名物がこちら。
マンステールチーズになる前の状態(生マンステールチーズ?)に
キルシュとグラニュー糖をかけただけ。のデザート。
すごくなめらかでクリーミーで,むっちりした絹ごし豆腐のような
舌触り。ふわっと立ち上るキルシュの香りがマッチして,初めての味わい
すっかりお腹がいっぱい!気持ちもいっぱい!本当に大満足しました。
トイレの壁にはここにやってきたお子様のかわいい絵が展示されていました。
牛のスタンプ柄といい,ほのぼの。
ご家族で経営されている温かい雰囲気もとても素敵なフェルム・オーベルジュでした。
Le Musmiss ル・ミュスミス
Col du Wettstein 68140 Soulzeren
03.89.71.32.33
5〜10月 11:30〜19:00,金曜休み
1〜4月,11月 11:30〜18:00 木・金曜休み
12月休み