暑くなってくる初夏に,使いたくなるのが涼しい青と白のお皿。
先ほど,食器棚もちょっぴり衣替えしました。
気に入っているのは骨董市などで買った古いお皿です。
大学生の頃に,この渋〜い世界にはまってしまいました。
学生の身分ですから,古伊万里などの高級なお皿は目の保養に
じっくり見るだけ。実際に買ったのは,江戸時代や明治の頃に
作られた主に印判(手書きでなく,摺り絵や転写紙で絵付け)
のお皿です。
使いやすい印判の小皿。買いやすいお値段とがらの可愛さから
ちょこちょこ買ってしまいました。形がいびつだったりしているのも
味があると思って使っています。お漬け物を入れたり,お浸しを
ちょこっと盛りつけたり,ほぼ毎日大活躍です。
弘法さん(毎月21日にある京都の東寺の縁日)でセットで¥3.500だったのを
¥2.500におまけしてもらいました。昔のことですが,よく覚えています。その後,
どこかのギャラリーでほとんど同じものが¥10.000以上で売られているのを発見。
骨董市の楽しみは宝探しみたいな気分が味わえるところです。
一枚ずつ,絵が違います。お正月にお節料理の取り皿として使ったりもします。
お湯のみ。絵が少しずれているところも。手書きでは難しい細かい模様が
入っているものもあります。
最近,京都のアンティークショップで買いました。ちょっとキッチュな
濃いブルー色と柄です。
印判のお皿は,元々高価なお皿ではないので,一緒にあわせるお皿次第で,
すごく安っぽくなってしまうことも。
アンティークではありませんが,白磁のお皿。結構,有名な作家さんの
ものです。お値段もまぁまぁしたと記憶しています。
この器は,和洋問わず何を盛りつけてもピタッと合うので,本当に重宝
しています。印判とあわせると,ぐっと落ち着いた印象になります。