3月のベーシッククラスでご紹介したカヌレ。
とってもリクエストの多かったお菓子です。
焼き色も周りのカリカリ感もばっちりのカヌレ。
本格的な見かけですが,すごーく簡単な作り方でご紹介しました。
こちらは,本格的なカヌレを作るのに欠かせない,銅製のカヌレ型と蜜蝋(みつろう)。
カヌレ型はパリのモラ,蜜蝋はメゾン・ド・ミエルのもの。
茶色いかたまりの蜜蝋は,昔は修道院などで蝋燭の材料に
使われていたそう。薬用にも使われるらしいです。
濃厚な蜂蜜の香りがします。
本来は,銅製のカヌレ型の内側に蜜蝋を溶かしたものを張り巡らせて使用します。
しかし,銅のカヌレ型はとっても高価!お手入れが大変。
蜜蝋は手に入りにくい・・・
というわけで,レッスンではシリコンの型で作りました。
お手入れ簡単・蜜蝋不要です。
これはイタリア製のカヌレ型。
試作・レッスン・・・ものすごく頻繁に使ったので,丈夫なシリコンの型が
とうとう破れてしまいました。
カヌレは高温で長時間焼くので,丈夫なシリコン型を使うのが
お薦めです。私も新しく買うつもりです。