2012年1月のベーシッククラスでは
ババ・オ・ショコラ
生チョコ&クリーム
を作りました。
バレンタインのお菓子なので,チョコレートづくしです。
最近,パリでもブームのババ。
サバランと言った方がピンとくる方が多いかも?
紅茶味のシロップとラム酒がたっぷりしみ込んだイースト生地にクレーム・パティシエール(カスタードクリーム)。
が基本です。
今回はイースト生地にもチョコレートを練り込み,シロップはチョコレートを引き立てるコーヒー味。
クリームはカフェモカ味(チョコレートとコーヒー味)のクレーム・パティシエールにしました。
ラム酒もきいてる大人の味です。
リッツのレシピを改良した生地をアレンジしました。
よくあるサバランは生地がベチョベチョで柔らかすぎてあまり好きではないという話をよく聞きます。
生地はかなりざっくり仕上げて,シロップをたくさん含ませる方が,このお菓子は美味しいと思います。
さて,もう一つの生チョコ&クリーム。
名古屋のお店で試食したお菓子が元になっています。
どうしても作りたい!と思って,メニューに入れたのですが・・・
これは本当に一晩,徹夜で頭を悩ませてレシピを考えました。
実際に食べたのは,丸い形。これはどう考えても特殊な型が必要だし,家で作るのは困難。
じゃ,パヴェみたいに四角いのは?と,ひらめきました。
眠くて焦っているときほど,丁寧なレシピを練らないと試作の完成度が下がるので,いろいろ想像しながら,レシピを完成させるのに一晩かかりました。
おかげで,試作2回で完成!レッスン前日ぎりぎりに出来ました。
柔らかい生チョコの中に生クリームをサンドしました。
初めて食べる味と食感がすごく好評で,ホッとしました。